前回、Cisco Packet Tracerを使用して、WLCネットワークを作成しました。
IPアドレスを各端末に手動設定しており、自動で取得できるようにはなっていません。
DHCPサーバを別途追加して自動取得できるように構成を変更したいと思います。
WLCネットワークの構築に関しては、過去記事を参照してください。
使用したCisco Packet Tracer(パケットトレーサー)
バージョン:8.1.1
ネットワーク構成
■ネットワーク図
前回作成したWLCネットワークからDHCPサーバを追加しています。
・DHCPサーバ
接続ケーブルはストレートケーブル
■ネットワーク設定一覧表
■各機器のネットワーク設定
・DHCPサーバの設定
DHCPサーバをONにして配布可能なIPアドレス範囲を設定します。
DHCPのIPアドレス配布範囲を以下にしました。
192.168.1.100 ~ 192.168.1.199
・PC1
DHCPに切り替えたと同時に自動でIPアドレスが設定されました。
切り替えたと同時にDHCPリクエストをブロードキャストしてDHCPサーバとやり取りを開始したようです。
・Laptop1の設定
疎通確認
Webサーバ(192.168.1.7)が疑似ブラウザより表示できるか確認することで疎通確認としました。
1. PC1
2. Laptop1
最後に
今回の設定はスイッチの設定変更がなく、
GUI画面のみにて設定ができました。
次回はもう少し複雑なことをやってみたいと思います。
【Cisco Packet Tracer設定ファイル】
独学_WLC_DHCP追加.pkt - Google ドライブ
参考書籍
↓内容がよくてすごく勉強になります。
本書は、GNS3を使用しての内容説明していますが、Cisco Packet Tracer でもさほど違和感なく勉強可能です。
書籍名:ネットワーク超入門 手を動かしながら学ぶIPネットワーク
著者:GENE
出版社:技術評論社