新ネットワークスペシャリスト道

ネットワーク、セキュリティ、何の話?

【ネットワークスペシャリスト】ネットワークスペシャリスト2023年を受験してわかった出題傾向

ネットワークスペシャリストの資格取得のために私は毎年試験を受験しています。

(恥ずかしながら、受かったり受からなかったりで5年目突入です)

これまでの経験から、試験の出題範囲や傾向があることを感じています。

今回は、毎年受験している私が感じた試験の傾向についてまとめてみたいと思います。

 

まず、出題範囲についてですが、

ネットワークの基礎知識や設計、構成に加え、最新技術やセキュリティに関する問題が増えてきています。

特に、最新技術に関する問題は、年々増えており、試験に合格するためには最新の技術に関する知識を習得する必要があります。

 

実践的な問題に対応するためには、

実務経験を積むことが有効ですが、

実務経験がなくとも合格は可能です。

実際合格している層として学生さんが一番多いそうです。

 

午前Ⅰは他情報処理試験と同様なので省いて、

午前Ⅱと午後Ⅰと午後Ⅱに関して傾向と対策を書いてみました。

ただ、一つ言えるのはすべての試験に関して、

過去問を解く

ことが合格へのカギとなります。

 

午前Ⅱの傾向と対策

100%過去問を解けばOKです。

半分くらいは過去問で全く同じ問題が出題されます。

 

10年間分を一回やって、間違えた問題のみ再度解いてみる。

理解ができてなくても答えを覚えておくだけで点数につながります。

 

熟練者は15分くらいで全問回答されています。

私も20分くらいで回答できたのであとは寝てました。

 

網羅できる参考書と以下サイトで完結します。

www.nw-siken.com

■網羅できる参考書

徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書 令和5年度 徹底攻略シリーズ

 

午後Ⅰの傾向と対策

ネットワークスペシャリストの午後Ⅰ試験は、

問題が3つの分野に分かれており、

その中から2つを選んで解答する「論述式試験」となっています。

今回は、その中でも午後Ⅱ試験の傾向と対策について解説していきたいと思います。

 

ズバリ言いますと、

午後Ⅰは比較的新しい技術を問題の主軸にしています。

各問題は、主要な技術を主軸に

2023年の午後Ⅰの各問題の主要な技術は以下でした。

 

 問1 HTTP/2

 問2 マルチキャスト

 問3 WPA3

 

上記(問2マルチキャスト除く)はここ数年で普及してきた技術です。

このことを考えると参考書ではなく、

日経BPが出版されているような技術書を読むことをお勧めします。

以下のような書籍です。

日経ITエンジニアスクール 無線LAN構築 最強の指南書

 

午後Ⅱの傾向と対策

ネットワークスペシャリスト試験の午後Ⅱ試験は、

問題が2つの分野に分かれており、

その中から1つを選んで解答する「論述式試験」です。

 

午後Ⅱは今一番普及している技術を総合的に問題に組み込んでいる感じがします。

 

最新技術に関することより、

現段階でよく使用されている技術を主体に勉強したほうがよかったです。

午後Ⅱは午後Ⅰに比べ、より実務に近いと感じます。

そのため、ネットワークの設計や構成に関する問題については、

基礎的な知識を繰り返し学習すること

が重要です。

 

以下参考書はアウトプットを主体にした書籍ですごく回答率がアップしました。

[左門式ネスペ塾]手を動かして理解する ネスペ「ワークブック」 情報処理技術者試験

 

終わりに

試験を終えた後は、疲れ切っていましたが、

自分の持っている知識やスキルを十分に発揮できたことに満足感を覚えました。

今後は、試験の結果に関係なく、自分自身が持っている不足している部分をしっかりと把握し、さらに知識やスキルを磨いていきたいと思います。

ネットワークスペシャリストの資格を取得するためには、

多くの努力と勉強が必要ですが、その努力は必ず報われると思っています。

私は、今後もネットワークに関する知識やスキルを深め、

実践的に活用していきたいと思っています。

 

合格発表は、6/29です。午後Ⅱが結構回答できたので合格できているか楽しみです!